気温が下がり空気が乾燥してくる冬季を迎えると、インフルエンザなどの感染症のリスクが高まります。この時期こそ免疫力を高めることが重要ですが、冬は日照時間の減少により、免疫力をサポートするために必要なビタミンDの体内での生成不足が懸念されます。
株式会社森の環が、医師(眼科医を除く)を対象に「ビタミンD不足と食事」に関する調査を行ったところ、冬季にはビタミンD不足のリスクが高まることが多くの医師によって認識されていることが浮き彫りになりました。一方で、日常の食事からビタミンDを十分に補うのは難しいという意見が多数を占めており、手軽にビタミンDを摂取できる手段として紫外線を浴びたキノコ類が注目されていることがわかりました。
目次
調査概要
| 調査概要 | 「ビタミンD不足と食事」に関する調査 |
| 調査期間 | 2024年11月12日(火)~2024年11月14日(木) |
| 調査方法 | PRIZMA によるインターネット調査 |
| 調査人数 | 1,005人 |
| 調査対象 | 調査回答時に「医師(眼科医を除く)」であると回答したモニター |
| 調査元 | 株式会社森の環 |
| モニター提供元 | PRIZMAリサーチ |
※以下調査結果を抜粋して掲載(調査全文はこちら)
冬季はビタミンD不足のリスク上昇
「免疫力低下」や「老化進行」も

はじめに「冬季になると、ビタミンD不足のリスクは高まると思いますか?」と質問したところ、下記のような回答となりました。
『とても高まる(35.6%)』
『やや高まる(52.9%)』
『あまり高まらない(9.2%)』
『全く高まらない(2.3%)』
「とても高まる」と「やや高まる」を合わせると、約9割の医師が「冬季におけるビタミンD不足のリスク」を認識しており、季節による影響への関心が高いことが伺えます。
「ビタミンD不足が引き起こす身体への影響を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『免疫力の低下(43.4%)』が最も多く、『老化の進行(37.3%)』『骨粗しょう症(36.3%)』などが続きました。
ビタミンD不足は、免疫や骨の健康だけでなく、「老化」にも関与していると認識されていることがわかります。

「ビタミンDを十分に摂取することはインフルエンザ予防に効果があると思いますか?」という質問には、9割以上の方が『とてもある(41.6%)』あるいは『ややある(50.3%)』と回答しました。
非常に多くの医師がビタミンDの摂取と、インフルエンザ予防の関連性があると考えていることが明らかになりました。
「ビタミンDの重要性は一般の人々に認知されていると思いますか?」と質問したところ、約3割の方が『あまり認知されていない(26.1%)』または『全く認知されていない(3.2%)』と回答しました。一般的な認知度は一定程度あるものの、さらなる啓発活動が必要であることが示唆されます。
毎日のビタミンD摂取が最適
食事で補う難しさも

「ビタミンD不足を防ぐためには、どのくらいの頻度で摂取するのが最適だと思いますか?」と質問したところ、半数近い医師が『毎日(47.7%)』と回答しました。
多くの医師が日々の摂取を推奨しており、習慣的な摂取の重要性が強調されました。
「必要なビタミンDを、普段の食事で補うことはどの程度難しいと思いますか?」と質問したところ、8割以上の方が『とても難しい(27.7%)』または『やや難しい(57.1%)』と回答しました。
「ビタミンDを食事で十分に補うのが難しい」と感じる医師が大半を占め、効果的な補給手段が求められていることが示されました。
キノコ類はビタミンD補給に有効

「ビタミンD不足を補うための食材として、天日干しなど紫外線を浴びたキノコ類は有効だと思いますか?」と質問したところ、下記のような回答となりました。
『とても思う(35.4%)』
『やや思う(52.6%)』
『あまり思わない(10.5%)』
『全く思わない(1.5%)』
「とても思う」「やや思う」を合わせると、約9割の医師が紫外線を浴びたキノコ類の有効性を評価していることがわかります。
また、 前の質問で『とても思う』『やや思う』と回答した方に、「キノコを食べることで補える栄養素の中で、特に注目しているものは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『ビタミンD(56.1%)』が回答した方が最も多く、『β-グルカン(51.0%)』『食物繊維(45.5%)』と続きました。
キノコが多彩な栄養素の供給源として注目されている中、特にビタミンDや、β-グルカンへの関心が高いことが確認されました。
手軽にビタミンDを豊富に摂取できるハナビラタケとは?
キノコの中でビタミンDが豊富な食材として、『ハナビラタケ』が注目されています。

珍しいキノコの一種で、日光(紫外線)にあてることでビタミンDの含有量が大幅に増加することが近年判明しました。
また、乾燥ハナビラタケは、わずか3gで1日に必要なビタミンDの目安量(8.5μg)が摂取できるうえ、β-グルカンも豊富で、若々しく健康な身体に欠かせない栄養素が豊富で、内側からの健康と美を効率よくサポートします。

そこで、引き続き前の質問で『とてもそう思う』『ややそう思う』と回答した方に、「手軽にビタミンDを豊富に摂取できるキノコ『ハナビラタケ』を知っていますか?」と質問したところ、『知っている(82.6%)』と8割以上の方がハナビラタケを知っている事が分かりました。
医師の間では栄養が豊富に含まれる『ハナビラタケ』の認知度が非常に高く、普及が進んでいることがわかります。
まとめ
今回の調査から、冬季にはビタミンD不足のリスクが高まることが多くの医師によって認識されており、ビタミンDを適切に補給することが健康維持において大切な要素の1つであると考えられます。しかし、日常の食事からビタミンDを十分に補うのは難しく、効率的な摂取方法を模索しているのが現状です。紫外線を浴びることでビタミンDの含有量が大幅に増加する特性を持つキノコ「ハナビラタケ」で、日常的にビタミンDを補ってみてはいかがでしょうか。






