はなびら茸の鹹豆漿(シェントウジャン)/立春*谷口ももよ薬膳・歳時記レシピ

はなびら茸の鹹豆漿(シェントウジャン)/立春*谷口ももよ薬膳・歳時記レシピ写真1

二十四節気・立春

春の始まりとされ、梅の花が咲き始め、徐々に暖かくなりますが、まだまだ寒さ厳しい季節。春の準備をしながらも、寒さ対策をしっかりしたいですね。

この日は、旧正月で身を清めるお豆腐を食べる「立春大吉豆腐」の習わしもあると言われています。

今回は真っ白なはなびら茸と豆乳を使った温かい料理、台湾の朝食でよく食べられている『鹹豆漿(シェントウジャン)』をご紹介します。

春に向けて身体の代謝を高めるために、デトックス効果のあるものを取り入れていきます。まだ寒いので、少し辛みのあるもので代謝を上げながら、巡りを高めていきましょう!

材料(2人分)

はなびら茸(ハナビラタケ)

… ひとつかみ(約50g)

豆乳

… 500cc

ねぎのみじん切り

… 少々

… 小さじ4

醤油

… 小さじ4

パクチー、ラー油

… お好みで少々

手順

1.スープ椀にねぎのみじん切りと酢、醤油をそれぞれ1人分小さじ2ずつ入れておく。
2.豆乳を鍋に入れて火にかけ、手で細かく割いたはなびら茸を入れる。沸騰直前で火を止め、1の椀にアツアツのうちに入れて完成。お好みでパクチーやラー油を入れる。
*混ぜるとおぼろ豆腐のように固まってくるので、温かい豆乳も食べ応えのある一品になります。

谷口ももよ

薬膳料理研究家

岐阜県出身。自身の体調不良から薬膳の世界に没頭し、健康は日々の食卓からと考え2009年より自宅にて薬膳料理教室を開催。食べることは生きること。わかりにくいといわれる薬膳をより一人でも多くの方に伝えることを使命とし、日本の食文化に沿った身近な食材で簡単で美味しい薬膳レシピを提唱。 メディアへの出演、講演会、企業、レストランへの薬膳レシピ開発や商品開発など活動は多岐にわたる。

この記事をシェア