乾燥はなびら茸と豚肉のきんぴらごぼう甘辛炒め/立夏*谷口ももよ薬膳・歳時記レシピ

乾燥はなびら茸と豚肉のきんぴらごぼう甘辛炒め-レシピ1

二十四節気・立夏
春分と夏至の中間にあたり、山野に新緑が目立ちはじめ、爽やかな風が吹き、夏の気配が感じられる時期。立夏は田植えが始まる時期であり、梅雨入り前にもあたります。
前日の5月5日は端午の節句で、もともとは中国から伝来した厄除けの行事です。

食べるとよい食材は、梅雨に向けて水の代謝を高めるものがおすすめです。新ごぼう、アスパラガス、たけのこも旬ですね。

今回は作り置きもできて、毎日の食事にプラスアルファで簡単薬膳のきんぴらごぼうに。ごぼうは熱を冷まし、整腸作用、便秘解消にもよく、デトックス効果が高い食材です。豚肉のビタミンBとはなびら茸のビタミンDで、免疫力アップを目指しましょう。

『乾燥はなびら茸と豚肉のきんぴらごぼう甘辛炒め』ぜひお召し上がりください♪

材料(2人分)

乾燥はなびら茸(ハナビラタケ)

… 15g

新ごぼう

… 1/2本

豚肉

… 50g

醤油

… 大さじ1.5

みりん

… 大さじ2

ごま油

… 大さじ1

乾燥はなびら茸の戻し汁

… 大さじ3

手順

1.乾燥はなびら茸を100㏄ほどの水で20分ほど戻す。戻し汁は取っておく。
2.ごぼうはささがきに、豚肉は細切りにする。フライパンにごま油を熱し、ごぼうと豚肉、1で戻した乾燥はなびら茸の水気を切って入れ、中火で炒める。
3.2に乾燥はなびら茸の戻し汁と醤油、みりんを加え、水気がなくなるまで炒めたら完成。

*乾燥はなびら茸はしっかり戻すと柔らかくなりますが、少し短めに戻してコリコリとした食感を楽しむレシピです。

乾燥はなびら茸と豚肉のきんぴらごぼう甘辛炒め-レシピ2

谷口ももよ

薬膳料理研究家

岐阜県出身。自身の体調不良から薬膳の世界に没頭し、健康は日々の食卓からと考え2009年より自宅にて薬膳料理教室を開催。食べることは生きること。わかりにくいといわれる薬膳をより一人でも多くの方に伝えることを使命とし、日本の食文化に沿った身近な食材で簡単で美味しい薬膳レシピを提唱。 メディアへの出演、講演会、企業、レストランへの薬膳レシピ開発や商品開発など活動は多岐にわたる。

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