入れるだけ!乾燥はなびら茸のとうもろこしごはん/芒種*谷口ももよ薬膳・歳時記レシピ

入れるだけ!乾燥はなびら茸のとうもろこしごはん-レシピ写真1

二十四節気・芒種

芒種とは、稲や麦など穂の出る植物の種をまく頃のこと。このころ一気に暑さが増し、梅雨に向けて湿度も高くなります。6月11日頃に「入梅」という雑節があり、梅雨入りの目安にもなっています。

暑くてジメジメした梅雨の季節。むくみを解消して、胃腸の調子を高めることが大切です。

とうもろこしは、髭が生薬でも使われる利尿効果のある食材。むくみ解消には、ほかには海藻類やハトムギ、そら豆、きゅうりなどもオススメです。冷えている方は、発汗作用おなる生姜やネギなども組み合わせてください。

乾燥はなびら茸は、水に戻さず、そのまま入れるだけシャキシャキとした食感、うまみも加わり、簡単にとうもろこしごはんがワンランクアップします。塩昆布を一緒に炊き込むとさらに旨みも増しますが、少し黒っぽくなるので、後のせにしています。

乾燥はなびら茸のとうもろこしごはん』をぜひお試しください♪

材料(2人分)

乾燥はなびら茸(ハナビラタケ)

… 10g

… 2合

とうもろこし

… 1本

… 少々

バター

… 10g

醤油

… 小さじ1.5

塩昆布

… 適宜

手順

1.とうもろこしの皮をむき、髭は細かく刻んでおく。実はそぎ落とす。
2.炊飯器に米と2合分の水を入れ、1を入れて塩、醤油、バターを入れて炊飯する。
3.炊き上がったらかき混ぜ、茶碗に盛り付けたら、塩昆布をのせて完成。

谷口ももよ

薬膳料理研究家

岐阜県出身。自身の体調不良から薬膳の世界に没頭し、健康は日々の食卓からと考え2009年より自宅にて薬膳料理教室を開催。食べることは生きること。わかりにくいといわれる薬膳をより一人でも多くの方に伝えることを使命とし、日本の食文化に沿った身近な食材で簡単で美味しい薬膳レシピを提唱。 メディアへの出演、講演会、企業、レストランへの薬膳レシピ開発や商品開発など活動は多岐にわたる。

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