ハナビラタケのレシピを活用して味わう独特の食感
フランス料理の高級食材としても用いられるハナビラタケは、一般的にあまり知られていないキノコかもしれません。波打つフォルムがとても印象的なこのキノコは、くせがないのでさまざまな料理との相性がよく、とても使い勝手のよい食材です。
ハナビラタケの一番の特徴は、歯ごたえです。普段食べなれているシイタケやシメジ等にはない、しゃきしゃき、ぷりぷり、こりこりといった食感があります。この独特の食感が料理のアクセントとなり、食べた人にインパクトを与えます。市場ではあまり見かけませんが、直売所で売られていることもあります。扱いやすい食材なので、手に入ったら、普段の料理に加えて食感を味わってみてください。
編集部おすすめの食感を楽しめるレシピを2品ご紹介します!
牛肉とハナビラタケのオイスターソース炒め
牛肉はカロリーが高めの食材ですが、食物繊維豊富で低カロリーなハナビラタケを合わせることで、とてもヘルシーな1品になります。ボリュームがあって食べ応えもあり、ハナビラタケのしゃきしゃき、ぷりぷりした食感も楽しめます。しゃきしゃき、ぷりぷり食感を活かしたハナビラタケのレシピ、牛肉とハナビラタケのオイスターソース炒めは、花びらの部分を使用した、2人分のレシピとなっています。
レシピ材料(2人分)
ハナビラタケ(花びら部位)
…100g
牛肉
…150g
にんにく
…ひとかけ
しょうゆ
…小さじ1
酒
…小さじ1
オイスターソース
…小さじ1
しょうゆ
…小さじ1
酒
…小さじ1
砂糖
…小さじ1
塩・胡椒
…各適量
1.にんにくひとかけを包丁の腹で叩き潰します。
2.ハナビラタケの花びらの部分100gを手でほぐしておきます。
3.牛肉150gは、しょうゆ、酒各小さじ1で下味を付けておきます。
4.フライパンを熱して油とにんにくを入れ、香りが立ったら、下味を付けた牛肉を炒めます。
5.牛肉の色が変わったら、ハナビラタケを入れて軽く炒め、オイスターソース大さじ1、しょうゆ、酒、砂糖各小さじ1で味付けします。
6.塩こしょうで味をととのえたら完成です。
ハナビラタケ入りチヂミ
韓国料理の定番であるチヂミは、外はカリカリ、中はモチモチの食感が楽しいですが、生地にハナビラタケの切り株部分を入れることで、外はカリカリで香ばしく、中はモチモチとこりこりが合わさった新しい食感になります。肉、野菜、きのこを合わせた、栄養バランスの整った1品です。こちらは、こりこり食感を活かしたハナビラタケのレシピとなっています。切り株の部分を使用した、2人分のレシピです。
レシピ材料(2人分)
ハナビラタケ(切株部位)
…50g
にら
…30g
人参
…30g
A.水
…130ml
A.薄力粉
…100g
A.片栗粉
…30g
A.鶏ガラスープの素
…小さじ1
豚こま切れ肉
…50g
<タレ>ポン酢
…大さじ2
<タレ>コチュジャン
…小さじ2
<タレ>ごま油
…小さじ1
<タレ>白いりごま
…適量
1.にらは細かく刻み、人参は千切りにします。
2.ハナビラタケの切り株の部分をみじん切りにします。
3.A材料(水、薄力粉、片栗粉、鶏がらスープ)を合わせ、その中に、豚こま切れ肉を合わせます。
4.「3.」に、にら、人参、ハラビラタケを加え、混ぜ合わせます。
5.タレをつくります。(ポン酢、コチジャン、ごま油、白いりごま)
6.フライパンを熱してごま油(分量外)を入れ、平らになるように生地を流し入れます。表面をカリカリに焼いて、裏返します。生地をフライパンに押し付けて、反対の面もカリカリに焼けるようにします。再度裏返して、ごま油少々をフライパンに流して焼き、もう一度裏返して焼きます。焼き上がったら好みの大きさに切って、たれを添えれば完成です。
幻のきのこ『ハナビラタケ』の食感は、「しゃきしゃき」、「ぷりぷり」、「こりこり」です。
森の環では、菌床ハナビラタケの生産を行っております。北陸・関東、関西の一部のスーパー・量販店で販売しております。ぜひ見つけられましたら、料理に取り入れて、食感をお楽しみ下さい♪
森の環では『八百万屋~もりのわ~』でオンライン販売も行っております。ぜひ、ご利用下さいませ♪







