はなびら茸とカボチャのスープレシピ/冬至*谷口ももよ薬膳・歳時記レシピ

はなびら茸とカボチャのスープ-レシピ写真1

二十四節気・冬至】一年で最も昼が短く、夜が長い頃。冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力がよみがえってくることから、陰が極まり、再び陽にかえる日という意の「一陽来復」といって、冬至を境に運が向いてくるとも言われています。

最後に「ん」がつくものを食べると運気が上がるとも言われていて、カボチャ=南京(なんきん)を食べるようになり、冬至粥としてカボチャと小豆のお粥を食べる風習もあります。

またカボチャは夏の太陽をしっかり浴びた陽の象徴、ビタミンも豊富で風邪予防にもぴったりはなびら茸の免疫力アップのパワーとあわせて冬を乗り切りましょう

はなびら茸とカボチャのスープレシピ』をぜひお試し下さい♪

材料(2人分)

ハナビラタケ(はなびら茸)

… 100g

カボチャ

… 1/8個

玉ねぎ

… 1/4個

クルミ

… 3~4個

… 150cc

牛乳

… 200cc

オリーブオイル

… 大さじ1

ニンニク

… 1片

… 小さじ1/2

こしょう

… 少々

手順

1.玉ねぎとニンニクを薄くスライスし、オリーブオイルで少しきつね色になるくらいまでしっかり炒める。
2.カボチャをラップで包み、レンジ600Wで3分ほど加熱する。皮がむけやすく早く煮えます。
3.1の鍋に水150㏄を入れて、カボチャを小さく刻んだものを入れて10分ほど煮込む。
4.カボチャをお玉の背などでつぶして滑らかにする。ミキサーにかけてより滑らかにしても美味しいです。
5.鍋にはなびら茸を手で小さく割いたものと牛乳200㏄を入れ、さらに5分ほど弱火で煮込む。塩、胡椒で味をととのえ、仕上げにクルミをトッピングして完成。
*写真ははなびら茸をさっとゆでたものもトッピングしています。

谷口ももよ

薬膳料理研究家

岐阜県出身。自身の体調不良から薬膳の世界に没頭し、健康は日々の食卓からと考え2009年より自宅にて薬膳料理教室を開催。食べることは生きること。わかりにくいといわれる薬膳をより一人でも多くの方に伝えることを使命とし、日本の食文化に沿った身近な食材で簡単で美味しい薬膳レシピを提唱。 メディアへの出演、講演会、企業、レストランへの薬膳レシピ開発や商品開発など活動は多岐にわたる。

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